知床の記憶

本日の知床原生林

北海道知床でネイチャーツアーなどのアクティビティを提供しているピッキオから、

知床の今をお届けします。


森の中を歩いていると、口笛の様な音が聞こえてきました。

音の主を辿ってみると、なんとなんと木の上に、ウソの亜種「ベニバラウソ」の姿が!

ウソやアカウソに比べ、中々出会うことができない珍鳥に大興奮です。

ベニバラウソの特徴は、何と言っても頬からお腹にかけて広がる鮮やかな赤。

思わず見とれてしまいますね。

何羽か木にとまっていたのですが、中にはメスの姿も。

メスは赤色ではなく、少し控えめな茶色です。

「真っ赤なウソ」というと、違った意味を連想してしまいますが、名前の由来は「噓」ではなく、

その鳴き声から、口笛を意味する古語「うそ」だとされています。

何度歩いても、知床の森には驚くべき出会いがありますね。

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