【最新情報】2023年4月28日9:30~ 知床横断道路が開通しました

2023年4月28日9:30に、「知床横断道路(国道334号線) ウトロ~羅臼間」が開通しました!

 

毎年11月上旬~4月下旬頃まで冬季閉鎖となる「知床横断道路」。
今シーズンは、2022年11月7日~2023年4月27日までの間、冬季閉鎖でしたが、
4/28 9:30に5か月半ぶりに開通しました。

なお、当面の間は路面凍結の恐れがあるため、例年通り開通時間は9:30~16:00となっています。
通行を予定される方はご注意ください。

また、天候によっては急遽通行止めになってしまうこともありますので、
お出かけ前に道路状況を確認されることをオススメいたします。
(北海道開発局 網走開発建設部:https://www.hkd.mlit.go.jp/ab/douro_seibi/icrceh00000011m5.html

知床横断道路が開通していれば、ウトロ~羅臼間は距離にして約24km、40分程で行くことができますが、

冬季閉鎖中は、ウトロ~斜里~根北峠経由~羅臼と知床半島の付け根部分へと戻らなければならないため、
約112km、2時間半ほどかけての移動が必要となります。

同じ知床半島でありながら、冬季は近くて遠い町となっていたウトロと羅臼が、今シーズンもつながりました。

羅臼では、6月~7月にかけて野生のシャチが、7月~8月にかけてはマッコウクジラが観察できる、
世界でも有数の野生動物ウォッチングエリアです。

ぜひ皆さんも知床にお越しの際には、ウトロ・羅臼の両方をお楽しみ下さい!

以下が本日4/29(開通二日目)の知床横断道路開通の様子と道路状況、自然状況の様子です。

9:30 閉ざされていてゲートが開錠されました!

待っていた長い車列が動き始めます

 

開錠されたゲートを過ぎ、しばらく走ると、羅臼岳(1661m)が姿を現しました。神々しい・・・

標高300m付近までは全く雪も無く

 

走り出してから約10分、標高400m近くになると、道路脇に残雪が目立ち始めます

ただ、道路状況には全く影響無しで、乾いた路面のドライブを楽しむことができます

ゲートから約15分、「知床峠」駐車場に到着です!

今日は観光の方も少なく、人もまばらでした

知床峠の駐車場にはこんな看板が立っており、、、

片面は私が出発してきた「斜里町」

もう片面には、同じ知床半島東側の町「羅臼町」と描かれており、二町の境界がここにあるのです

半年ぶりに眺めた羅臼側は霧で真っ白、気温も低く、風も強かったので、防寒必須です。

知床峠

駐車場には簡易トイレも併設されていますので、安心です

ウトロから知床峠までの標高差は700m以上あります。
峠は風が強い事も多く、寒いので、服装にはくれぐれもお気をつけください。

1年で半年ほどしか開通していない、中々稀な国道334号線「知床横断道路」のドライブをぜひみなさんもお楽しみください。

そして今年も羅臼で沢山の生き物に出会えることを私達も楽しみに期待しています!

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