2022年4月28日9:30に、「知床横断道路(国道334号線) ウトロ~羅臼間」が開通しました。
毎年11月上旬~4月下旬頃まで冬季閉鎖となる「知床横断道路」。
今シーズンは、2021年11月8日~2022年4月27日までの間、冬季閉鎖でしたが、
4月28日9:30に5か月半ぶりに開通しました。
なお、当面の間は路面凍結の恐れがあるため、例年通り開通時間は9:30~16:00となっています。
通行を予定される方はご注意ください。
また、天候によっては急遽通行止めになってしまうこともありますので、
お出かけ前に道路状況を確認されることをオススメいたします。
(北海道開発局 網走開発建設部:https://www.hkd.mlit.go.jp/ab/douro_seibi/icrceh00000011m5.html)
知床横断道路が開通していれば、ウトロ~羅臼間は距離にして約24km、40分程で行くことができますが、
冬季閉鎖中は、ウトロ~斜里~根北峠経由~羅臼と知床半島の付け根部分へと戻らなければならないため、
約112km、2時間半ほどかけての移動が必要となります。
同じ知床半島でありながら、冬季は近くて遠い町となっていたウトロと羅臼が、今シーズンもつながりました。
途中には展望台が設けられており、晴れていれば国後島を望むことが出来ます。
本日は曇り空でしたが、前方には国後島、道路沿いからは羅臼岳がくっきりと見えており、美しい景色が広がっていました。
遠くに見える国後島。
美しくそびえ立つ羅臼岳。
便利なだけではなく、美しい景色も横断道路を通る際の醍醐味の一つです。
ウトロから知床峠までの標高差は700m以上あります。
峠は風が強い事も多く、寒いので、服装にはくれぐれもお気をつけください。