本日2021年4月27日9:30に、「知床横断道路(国道334号線) ウトロ~羅臼間」が開通しました!
毎年11月上旬~4月下旬頃まで冬季閉鎖となる「知床横断道路」。
今シーズンは、2020年11月9日~2021年4月26日までの間、冬季閉鎖でしたが、
本日9:30に5か月半ぶりに開通しました。
なお、当面の間は路面凍結の恐れがあるため、例年通り開通時間は9:30~16:00となっています。
通行を予定される方はご注意ください。
また、天候によっては急遽通行止めになってしまうこともありますので、
お出かけ前に道路状況を確認されることをオススメいたします。
(北海道開発局 網走開発建設部:https://www.hkd.mlit.go.jp/ab/douro_seibi/icrceh00000011m5.html)
知床横断道路が開通していれば、ウトロ~羅臼間は距離にして約24km、40分程で行くことができますが、
冬季閉鎖中は、ウトロ~斜里~根北峠経由~羅臼と知床半島の付け根部分へと戻らなければならないため、
約112km、2時間半ほどかけての移動が必要となります。
同じ知床半島でありながら、冬季は近くて遠い町となっていたウトロと羅臼が、今シーズンもつながりました。
羅臼では、6月~7月にかけて野生のシャチが、7月~8月にかけてはマッコウクジラが観察できる、
世界でも有数の野生動物ウォッチングエリアです。
ぜひ皆さんも知床にお越しの際には、ウトロ・羅臼の両方をお楽しみ下さい!
以下が本日の知床横断道路開通の様子と道路状況、自然状況の様子です。
知床自然センター横
開通式の後、沢山の方々がお見送りしてくださいました。
最初は全く雪もありませんでしたが
ゲートから3分程走ると、道路脇には雪が目立つように
羅臼まで22km
標高500mを過ぎると、一気に雪が多くなってきました
木についた水滴が凍り、霧氷の景色を作り出しています
標高738mの知床峠到着
知床峠の駐車場。まだ人はまばらでした
羅臼町との境目に立つ看板
残念ながら羅臼側は霧の中で真っ白でしたが、霧氷がキレイでした
ウトロ側に生えるハイマツは雪化粧でした
ウトロから知床峠までの標高差は700m以上あります。
峠は風が強い事も多く、寒いので、服装にはくれぐれもお気をつけください。