知床の記憶

知床五湖登録引率者 スキルアップ研修に参加してきました(11/13)

2023年11月13日に実施された、「知床五湖登録引率者 スキルアップ研修」にピッキオ知床から2名参加しました。

「知床五湖」は知床を代表する一大景勝地でありつつ、ヒグマが良く集まるエリアでもあるため、ヒグマたちが繁殖シーズンに入り、活発になる毎年5月10日~7月31日の期間を「ヒグマ活動期」と呼び、きちんとした一定期間のトレーニングを経て資格を得た「知床五湖登録引率者」の引率の元で無ければ、知床五湖の地上遊歩道を歩くことができない制度となっています。

(「ヒグマ活動期」以外の期間は「植生保護期」と呼ばれ、4月下旬の開園~5月9日、8月1日~11月上旬の閉園までの間は、事前レクチャーを受講することによって、お客様個人での地上遊歩道散策を楽しむこともできる形になっています。また、ヒグマ対策がされた「高架木道」の散策であれば、開園期間であればどなたでも安全かつ平坦な木道を片道800m、往復1.6kmを散策することで、一湖(いちこ)を見ることができます)

ご参考:知床五湖(https://www.goko.go.jp/index.html

そんな知床五湖をご案内するために、毎年のスキルアップは欠かせませんので、毎年知床五湖園地の管理機関、登録引率者がシーズンオフに集まり、研修を行っているのです。

どのような研修であったのかとともに、シーズンオフで中々入ることができない貴重な知床五湖の風景を本記事ではご紹介していきますね!

今回のスキルアップ研修では、知床五湖園地内に設置されていた、野生動物撮影を目的とした自動撮影カメラの位置確認と、そこに移り込んでいたヒグマをはじめとした動物種の確認を、現地を踏査する形で実施されました。

現地踏査出発前の概要説明
遊歩道上には数日前から降った雪がうっすらと積もっていました
冬の到来を感じさせる積雪の原生林風景
五湖に向かう途中で出会ったキタキツネ。閉園後久しぶりに現れた人間に「今日はどうした?何事か?」という表情 笑
遊歩道から外れ、ササ藪や湿地帯の中を踏査。厳冬期の知床五湖スノーシューツアー以外ではお目に掛かれない、横から見た「五湖」に到着。私たちにとって、凄く新鮮な風景でした
こちらは通常の「五湖」展望地からの写真
ヒグマ撮影を狙った自動撮影カメラ。7か所設置されていたとのこと。場所によってはヒグマの肩越しに散策中の方が映っていることもあったとのことで、人知れず、ヒグマたちはひっそりと森を歩いているようです
「四湖」展望地 知床硫黄山が美しい!(水鏡も素晴らしい)
「三湖」展望地 積雪の知床連山一望できました
普段ヒグマが良く利用したり、潜んでいる「三湖」から「二湖」の間の水路沿いを踏査。ミズバショウの食痕も多い場所で、ヒグマたちの視点から遊歩道がこんな風に見えているのかと新たな発見でした(写真奥に見える平らな小さな橋が遊歩道)
「二湖」展望地 知床連山一望+この秋の珍客オオハクチョウ
オオハクチョウを双眼鏡とカメラを組み合わせて撮影。のんびり過ごしている姿が可愛らしい。湖が結氷する前に、どこか近くの水辺に移動するのでしょうか。
最後の「一湖」は地上遊歩道から外れて、旧道を踏査。写真奥に見える桟橋のような物が高架木道
ササ藪の覆い茂る旧道を歩いて知床五湖フィールドハウスへ戻りました。このササではとてもヒグマが潜んでいたとしても見えません・・・

ということで、半日で開催されたスキルアップ研修は無事に終了しました。

この後は冬季の閉園期間が続き、2024年1月21日から始まる「厳冬期限定 知床五湖スノーシューツアー」でのみ立ち入りができる形になります。その時期は結氷した湖の上をスノーシューを履きながら歩くことができる、特別な体験期間です。

ぜひ冬の知床にも足を運んでくださいね!

皆様にお会いできることを楽しみにお待ちしております。

<ピッキオ知床>

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ピッキオ(picchio)はイタリア語でキツツキを意味し、森に生息する野鳥の名前です。
私たちは、森とその中の動植物を未来に残したいと考え、森の価値を高めることを目指しています。
多様な動植物が生息する森のプラスの価値があることを多くの人に知ってもらうための活動として、
家族が心躍る動植物との出会いを楽しむことができるネイチャーツアー等知床でのアクティビティを開催しています。
ピッキオHPはコチラ;https://shiretoko-picchio.com/jp/

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